タイトルに惹かれこの本を借りました。 「海外でデザインを仕事に?」 私にとって海外は未知の世界です。 言語も、文化も違う。自分の言葉が伝わらない。そんな環境で、どうやってデザインを仕事とできるのか? しかし、この本を読んで世界で活躍する若手デザイナーたちの熱意が伝わってきました。 この本を一言で表すとすれば「必死」。 もちろん、誰も最初からすべてうまくいくとは限らない。この本の14人の著者も、英語が話せなかったり、全く違う文化の中に飛び込んで苦労もしている。それは私たちにとっては想像しえないものだと思います。 けれど全員が自分の「デザインしたい」「デザインで人の役に立ちたい」という思いで必死に進んでいました。そんな彼らの文章を見て、何かをとことんやる、まず初めてみる、という姿勢が大切だということを学びました。
海外は、「選択肢の一つ」そういう考えが生まれると思います。
ちなみに、この本における「デザイン」は多くが「プロダクトデザイン」です。 グラフィックデザインはあんまり出てこないです。 そしてこの本を読んだ後はなおさら英語、勉強しないとなあと思いました。
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