書誌レビュー一覧 1件~1件(全1件)

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オツな日本語 : 日本人が大切に伝えてきた言葉と心

金田一秀穂著. -- 日本文芸社, 2012.
ISBN:9784537259513
総合評価:

1

日本語の面白さ、奥深さ

風待草、猫の恋、七夕、半夏生、あぶれ蚊、嫁が君、韋駄天、勿体ない、口説く、べらぼう、さわり、竈(かまど)猫、口説く、鳥肌が立つ……。
テレビでおなじみ金田一秀穂先生が解説する日本語の面白さ、奥深さ!
(内容紹介より)

「世界一受けたい授業」「Qさま!!」などでおなじみの金田一秀穂先生。皆さんもテレビでお姿を見たことがあるハズ。
日本のことばの魅力を再発見できる1冊です。ことばの語源を知ることで、日本人の感覚・自然観が見えてきて「あぁ、日本人で良かったなぁ」と思うことしばしば。
例えば「勿体ない」という言葉は仏教用語から来ていて、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表している言葉です。どんなものにでも愛情と感謝と尊敬をもって接する日本人の感覚があるからこそ、モノを無駄にしてしまうことを戒める言葉になっていったんですね。いまや世界で使われる「MOTTAINAI」になっています。

夏休みの長期貸出で読んでみてはいかがでしょうか?


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