舞台は京都。生命保険をめぐった一見サスペンスストーリーの様に感じるが、そんな生半可な話ではない。背筋が凍る様な人間の持つ恐ろしさがよく書かれている。世の中一番怖いもの、恐れるべきものはやはり「欲にまみれてた人間」なのだと改めて感じる一冊。貴志祐介さんシリーズで私は一番怖いと感じたがページをめくる手が止まらい止まらない。
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